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風景との出会い

作者:admin    文章来源:盐田区外国语学校    更新时间:2017-11-17

 京都を主にした連作をえがいたころのことである。円山①の夜桜として知られている、 あの、しだれ桜の満開の姿と春の宵の満月が呼応する情景を見たいと思った。

  四月十日ごろだったか、その夜が十五夜であることを確かめて、京都へ向かった。昼間、円山公園へ行ってみると、幸いに桜は満開であった。春の日ざしが、今宵の月夜を約束するかのように明るかった。夕方までの時間を寂光院や三千院②を訪ねて過ごし、ころあいをみて京都の町へ帰ってきた。

  下鴨③辺りだったか、ふと車の窓からのぞくと、東の空に、ぽっかり⑴と円い大きな月が浮かんでいるではないか。わたしは驚いた。円山の桜を前にして、東山④から顔を出したばかりの月が見たかったのであって、空高く月が昇ったのでは、意味がなくなってしまう。大原⑤で時間を取りすぎたことがくやまれた。

  円山公園へ急いでたどり着くと、わたしはほっと一息ついた。ここでは山が間近であるため、幸いに月はまだ姿を見せていなかった。紺青に暮れた東山を背景に、この一株のしだれ桜は、淡紅色の華麗な装いを枝いっぱいに着けて、京の春を一身に集め尽くしたかに見える。しかも、地上には一片の落花もなかった。

  山の頂が明るみ、月がわずかにのぞき出て、むらさきがかった⑵宵空を静かに昇り始めた。花は今、月を見上げる。月も花を見る。この瞬間、ぼんぼり⑶の灯も、人々の雑踏⑷も、跡形⑸もなく消え去って、ただ月と花だけの清麗な天地となった。

  これを、巡川合わせ⑹というのであろうか。花の盛りは短く、月の盛りと出会うのは、なかなか難しいことである。また、月の盛りは、この場合ただ一夜である。もし曇りか雨になれば、見ることが出来ない。そのうえ、わたしがその場に居合わせ⑺なければならない。

  これは一つの例にすぎないが、どんな場合でも、風景との巡り合いは、ただ一度のことと思わねばならぬ。自然は生きていて、常に変化してゆくからである。また、それを見るわたしたち自身も、日々移り変わってゆく。生成と衰滅の輪をえがいて変転してゆく宿命において、自然もわたしたちも、同じ根につながっている。

  花が永遠に咲き、わたしたちも永遠に地上に存在しているなら、両者の巡り合いに、なんの感動も起こらないであろう。花は散ることによって、生命の輝きを示すものである。花を美しいと思う心の底には、お互いの生命をいつくしみ⑻、地上での短ぃ存在の間に巡り合った喜びが、無意識のうちにも感じられているにちがいない。それならば、花にかぎらず、名も知らぬ路傍の一本の草でも同じことではないだろうか。

  風景によって心の目が開けた体験を、わたしは戦争の最中に得た。自己の生命の火が間もなく確実に消えるであろうと自覚せざるをえない状況の中で、初めて、自然の風景が、充実した命ある⑼ものとして目に映った。強い感動を受けた。それまでのわたしだったら見向きもしない⑽、平凡な風景ではあったが——。

  また、戦争直後、すべてが貧しい時代に、わたし自身もどん底⑾にいたのだが、冬枯れの寂寞⑥とした山の上で、自然と自己とのつながり、緊密な充足感に目覚めた。切実で純粋ないのりが心にあった。13:42 2009-5-8ryedu.net

  風景画家としてわたしが出発したのは、このような地点からであった。その後の「道」にしても、ただ、画面の中央を一本の道が通り、両側に草むらがあるだけの、全く単純な構図で、どこにでもある風景である。しかし、そのために、中にこめたわたしの思い、この作品の象徴する世界が、かえって多くの人の心に通うものらしい。だれもが、自分が歩いた道としての感慨を持ってみてくれるのである。

  国立公園や名勝といわれる風景は、それぞれ優れた景観と意義を持つものであるが、人は、もっとさりげない⑿風景の中に、親しく深く心を通わせ会える場所が見いだされるはずである。(終)

  与风景的邂逅

  那还是我准备以京都为题材画几幅画的时候。由于元山夜樱非常著名,所以我想欣赏一下元山垂樱盛开的雄姿与春宵满月相映成趣的景象。

  大概是4月10日吧,我在确定这天晚上就是阴历十五之夜后,就去了京都。白天,我先去了一下元山公园,还好正值樱花盛开。春天的阳光也像和晚上的月亮约好了似的,格外明亮。后来,直到傍晚前的这段时光,我是在寻访寂光院和三千院之间渡过的。再后来,我一边算计着时间一边开始向京都的城里赶。

  大概是在下鸭附近时,我不经意地从车窗向外看去,没想到一个圆圆的、大大的月亮已漂浮在东方的天空上。当时我是想先看元山的樱花,然后再看从东山刚刚伸出脸庞的月亮。如果像现在这样,月亮已高挂天空,还有什么意义呢。我很后悔在大原耽搁了太长的时间。

  我匆匆忙忙赶到元山公园后,才松了一口气。由于这儿位于山的近旁,所幸月亮还没露出一点身影。其间的一棵垂樱树,周身上下披着粉红色的华丽衣裳,好似要把京城的春光尽收身旁,地上更是一片枯叶也没有。

  这时山顶开始微微发亮,月亮像害羞似地露出了一点小银边,正在静静地爬上略呈紫色的夜空。花儿正在仰望着月亮,月亮也正俯视着花儿。此时此刻,蜡灯、拥挤的人群,都已消失的无影无踪。剩下的是只有花儿与月亮的清新世界。

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